3月12日


第 1565 回例会記録  No.28
平成20年3月12日
司会:中島 正義
編集:石川 輝次


会 次 第

1、点鐘       ロータリーソング (我等の生業 )
2、お客様紹介  越谷市立大袋東小学校 
             校長     九ノ里 幸子 様
             教務主任  斉藤 紀義 様
             青少年交換学生 獨協高等学校
                       茅野 哲也 様
3、会長挨拶
4、幹事報告
5、委員会報告
6、環境保全卓話  越谷市立大袋東小学校 
               校長     九ノ里 幸子 様
7、  終鐘

会長挨拶

 会長 黒田 幸英

先日、或る会員の方に卓話の種にどうか?と出版物のコピーを見せて頂きました。芸術家で芥川賞作家の赤瀬川原平氏の文章でした。「意思より数字の日本人」というもので一部ご紹介します。

現代人は数字に弱い。数字には従う。賞味期限の数字が1日でも過ぎていたら、もう食べられない。捨ててしまう。その物の実態よりも、数字を信じる。というより数字以外の判断能力がなくなってきている。

昔は食品に数字はついていなかった。だから食べるか捨てるかは自分で判断していた。子どものころ、母が初めてバターを買ってきた場面をよく覚えている。夏だった。包みを開けると、バターはだらりと溶けはじめていた。母は匂いを嗅いで、「腐ってる」と捨てた。バターが暑いと溶けるのを知らなかったのだ。

現代人はこの無知を笑うだろうが、その現代人がまだ充分に食べられる菓子や弁当を、数字だけを信じて捨てている。昔の人が見たら、たぶんこの現代人の無知を笑うのではないか。・・・・・これはその一部で、文章はまだ続きます。

確かに、私が子供の頃は、匂いを嗅いで、又見た目で判断していました。期限の印刷は無いので、自分の視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚の五感を働かせて得た情報を判断材料にして、食べたり、捨てたりしました。期限が過ぎているから廃棄するのでなく、期限も自分で判断する為の一つの情報として捉えるのであれば、廃棄する食料も減少でき、もっと賢明な行動をとることが出来るのではなかと思います。確かに食料は、嗜好的な要素もあり生命維持に必要なカロリーを摂取するだけの物ではありませんから、それが全てではありませんが、我々の行動を少し変えるだけで、限りある資源、無駄にしていたものを有効に使うことが出来ると思います。

お客様紹介

       
青少年交換学生として派遣される獨協埼玉高校
   茅野 哲也 君

今回、韓国研修に参加させていただきます獨協埼玉高校1年の茅野哲也と申します。今回の研修に参加した理由や行きたい場所について述べさせていただきます。

前からアジアについて興味があり、日本と違った文化や習慣について知りたいと思ったからです。又、私が中学生の頃、家にドイツと韓国の方を受け入れした事があるので、その事からホームスティについて興味を持ち、今回の韓国研修は良い機会だと思ったので参加させていただきました。韓国で一番してみたい事は韓国の学校訪問です。韓国の人は勉強熱心だと聞いていますので、どんな感じなのか知りたいと思いました。他にも屋台等の韓国料理や、食事の文化の違いなどについて知りたいと思いました。

帰国するまでには簡単なハングル語等を習得したいと思っています。その準備として事前研修を受けています。

海外に行くのは初めてなので、全ての事が初体験かと思いますので、この貴重な体験をこれからの生活に役立てていければと考えています。


  幹事報告
    
  幹事 堀野 眞孝

@ 地区より RI.2770地区とRI.3750地区の友好20周年記念事業への参加要請が来ております。5月22日・23日・24日の日程ですが、既に、ご存知の通り当クラブは安養冠岳RCとの調印式を予定しております。そして、我々のスケジュールは全て安養冠岳RCの方で組まれております。当クラブが地区の行事に参加するのは、23日の夕方6:00から、新羅ホテルで開催される"友好20周年記念式典"だけです。これの登録料は一人\20,000−ですが、全員出席ですので宜しくお願いします。
詳しくは、国際奉仕の石川委員長から書面にて案内させて頂きます。

A 地区より 新・継続米山奨学生・カウンセラー顔合わせ会及び研修会開催の案内が来ております。カウンセラーの中島正義さんに出席と対応をお願いします。

B 青少年交換学生のRC受入関係者会議が、3月9日(日)北浦和で開催されました。
会長、幹事で出席して来ましたが、これは、今年度と次年度に関って来る事なので、関森エレクトと相談しながら、提出書類を作成します。

C 越谷市役所より「市民ガイドブック」中国語版と「防災マップ」多言語版が届いております。これは各事業所において、必要とされる市民の方に配布してほしいとのことです。

見本を応接コーナー置いておきますのでご覧下さい。尚、詳しくは市の方へお尋ね下さい。


委員会報告
IM実行委員会 大熊正行

2月2日に行われましたIMの報告書と、決算報告書が出来上がりましたので皆様のメールボックスに入れてあります。残金につきましては、レイクタウン駅前に設置されます時計塔の建設資金に充当されますのでご了承下さい。


外部卓話

 
越谷市立大袋東小学校
校長 九ノ里幸子 先生

本校は環境教育に取り組み13年目をむかえている。研究テーマ「心豊かに生き生きと活動する児童の育成」とし、サブテーマを「自然・人・物との関わりを生かした環境教育の実践」と設定し、研究を進めている。

 研究の方向性は
@より豊かな環境を体験し、環境に感性豊かな目を向けることにより、自然界の素晴らしさや、かけがいのない自然を大切にしようとする児童を育む。

A環境と人間(生物)の関わりの大切さや環境の人間生活に及ぼす影響についての認識を深め、豊かな環境に関わる児童を育む。

B身のまわりの環境(自然・人・物)に対して豊かな視線を注がせることにより、よりよい環境の創造に努める児童を育む。以上の3点を主眼におき、自 然・人・ 物にやさしい行動ができるための生きる力を育む教育を進めている。
 平成17・18年度は埼玉県教育委員会委嘱の「学民ジョイント・プロジェクト推進校(環境)」として、民間企業と協働プロジェクトで、全校あげての環境教育の取り組みとして「グリーンカーテン大作戦」を実施した。つる性の植物を校舎窓際にはわせ、電気を使わなくても涼しく過ごせることを実証した。

 その中で、児童は植物栽培を行うことで、自然の強さを感じ、植物の生態を知り、グリーンカーテンの有効性を実証し、ヒートアイランド現象に対する取り組みを考え実践してきている。

 その他の取り組みでも、企業・行政・民間団体との協働での環境教育プログラムを進めている。全校での環境学習「エコフェスティバル」(年2回実施)では、16のプログラムを民間の協力を得て準備し、1〜6年の縦割りグループで学習を進めている。

 また、環境省で行っている子どもエコクラブに発足当時から全校児童で加盟し、環境への関心を高めている。学校に残る雑木林をビオトープとして、維持管理し、総合的な学習の時間では、児童が計画した改修案をもとにビオトープの改修を継続的に行っている。

 省エネ活動では、省エネ7ポイントという独自のチェック表を作成し、毎日調査し、省エネへの意識付けを図っている。また、長期休業中には、家庭での省エネチェックを実施し、家庭地域にも広めている。

  今後は、今までの取り組みをバージョンアップし実践していくと共に、より地域や家庭に広められるよう計画実践している。また、今まで、協力いただいた企業・行政・民間団体とのつながりをより強固にし、社会と連動した環境教育を推進している。

 また、ビオトープの維持管理など教職員の異動によって、途切れてしまわないように、地域との連携を深め、地域が中心となってビオトープを維持管理して、教職員が協力できる体制づくりを行い、児童の学習に生きるビオトープとなるようにしている。


 
本年度受賞

・地球温暖化防止活動 環境大臣賞
・全国学校ビオトープコンクール
 環境大臣賞
・コカ・コーラ 環境教育賞
・学校自慢エコ大賞 優秀賞
・エネルギー教育賞 奨励賞
・越谷市  やさしさ賞


        
九ノ里校長先生本日の卓話宜しくお願いしま
黒田幸英
堀野眞孝
若海兵馬
吉澤晴雄
九ノ里校長先生本日はお忙しいところ講演を
受けていただきましてありがとうございます。
山口秀行
前回欠席しました。 太田靖彦
宮ア敏博
長島洋一
石川輝次
結婚祝いありがとうございました。本日記念日
のため夫婦で温泉旅行で欠席です。
小林光則
誕生日祝いありがとうございます。71歳になりま
した。
木村二夫
今月は葬儀が入らないかわりに会議や視察が
入り大変忙しい日々です。  
石井知章
宜しくお願いします。m(._.)m 長谷川真也
本日早退します。 関森初義
今週から花粉症の仲間入りです。  永田雄治
本日は欠席の予定でしたが、仕事が早く終わり
間に合いました。食事をいただいてしまいまし
たが不足になったら私のせいです。 m(-_-)m

小宮山大介
  
出席報告
会員数 48
出席免除者 5
出席率算出対象者数  43
出席者 27
欠席者 16
出席率 56.3%
前回メークアップ 1名
前回修正出席率 75%



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