会長挨拶

会長 黒田 幸英
こんにちは、米国反ドーピング機関は8日、ドーピング(禁止薬物使用)を認めている陸上女子短距離の元女王、マリオン・ジョーンズ(31歳)米国が2000年のシドニー五輪で獲得したメダル5個を自ら返上し、同日から2年間の出場禁止を受け入れたと発表した。こんな新聞記事が載っていました。同じようなことは以前からあり、ソウルオリンピックで、ベン・ジョンソンがやはりドーピングが発覚し、金メダルを剥奪され、出場停止処分を受けました。その後競技に復帰しましたが、平凡な記録であったことから再度ドーピングを行い、発覚し永久追放処分を受けています。
これは私の想像ですが、禁止薬物を使用するスポーツ選手も決して、好んで使用した人は居ないと思います。もっとも、知らずに服用した風邪薬が使用禁止薬物であった、こんな気の毒な選手もいるようですが、殆どはもっと良い記録を出したい、こんな思いが強くて誘惑に負けてしまい結果使用してしまった、こんなことと思います。
10月は米山月間です。米山奨学生となる人は、皆さん私費留学生です。ご自身の大切なお金を使って日本に勉強に来られた大変優秀な、その国できっとリーダーとなりうる人達です。それもご自身の大切なお金を使ってわざわざ嫌いな国に来るはずが有りません。絶対に日本に対してよい感情、興味を持っている方々、親日家のはずです。このような親日的学生さんに対して、少しでも良い環境で勉学に励んで頂けたら日本を理解し、なお一層好きになって下さる、そんな機会を皆様の貴重な寄付金が創り出す。
その様にご理解頂き米山委員会の方々が機会を見てご協力のお願いに回った時、米山奨学会への寄付のご協力を宜しくお願い致します。
本日のお客様、安さんには後ほど米山月間に因んで卓話をして頂きますが、よろしくお願い致します。
有難うございました。
幹事報告
幹事 堀野 眞孝
1、地区より
地区大会第1日目(11月3日)「全会員によるロータリー研修会」開催と
会長、幹事はじめ、各委員長の義務出席、そして会員皆の出席要請が来ております。積極的な参加出席を宜しくお願いします。
2、地区より
この地区大会へ ロータリー会員家族(ご夫人、ご家族、社員、友人他)の参加登録のお願いが来ております。家族向けのプログラムや講演が有りますので、参加希望の方は申込書が有りますので幹事までお申し付け下さい。登録料一人\5000-です。
3、地区より
第6,8グループ内のグループ研究会(勉強会)開催の案内が来ております。
平成19年12月1日(土)越谷中央市民会館PM1:30~
テーマ:「職業奉仕はロータリーの金看板か?」で高橋委員長の発表があります。
会長、幹事が出席します。
4、会長、幹事会に出席して
10月4日の会長、幹事会の席で、地区大会への出席状況が発表されパーセントで当クラブが最下位でした。地区の方からの要請もあり、あと10名の追加登録をいたしました。
5、県立越谷西養護学校を支援する会より
19年度の特別会員の会費の納入のお願いが来ております。
若海委員長の請求をもって10口\10000−を振り込ませてもらいます。
6、例会変更の案内
越谷RC, 越谷中RC, 越谷南RC,の各クラブより例会変更の案内が来ております。掲示しておきますのでご覧下さい。
7、年度計画書
先日の会長、幹事会の席で、越谷東RCと越谷南RC、の年度計画書を各二冊ずつ頂きました、参考になると思いますのでご覧下さい。
お祝い

小林操会員のご子息が結婚されました。小林会員は欠席でしたが、 奥様が夫人部の用事でお越しでしたので奥様にお祝いをお渡ししました。
委員会報告
ロータリー情報委員会
安井 晃 委員長
既にお知らせしてありますが、本日午後6時15分からコミセンの会議室にて炉辺会合を開催いたします。5時30分からグルメハウスにて夕食を用意してあります。宜しくお願い致します。
社会奉仕委員会
長谷川 真也 委員
市民祭りに対する寄付を宜しくお願いします。尚、役割分担、集合時間等は後程FAXにてお知らせ致しますので、宜しくお願い致します。
出席会場委員会
中島 正義 委員長
次回17日の例会は移動例会です。会場は石井会員宅の浄山寺にて座禅会を行います。集合時間は午前5時30分となりますのでお間違えのないようお願いします。
米山月間卓話

元米山奨学生 安 秀映 様
1.挨拶
ご無沙汰しておりました。元米山奨学生安秀映です。今月米山月間と言う事でこのように皆様の前で話をさせて頂き光栄でございます。また、2年間米山奨学生として活動したことはいつも感謝しており、いつも誇りとして思っております。この場を御借り致しまして改めて厚く御礼申し上げます。先週黒田会長からのお電話を頂き、驚きました。更にここには、皆様のご存知のように弊社の若海社長もいらっしゃいまして、社員として緊張感は高まる一方ですが、どうか宜しくお願いします。
2.自己紹介
恐らく外国人として私ほど越谷北RCの皆さんにお目にかかった者は多くありませんと思いますが、ここには初めてお目にかかる方もいらっしゃるのでまず簡単な自己紹介と米山奨学生活動で学んだこと、二つ目に米山奨学生及び留学生の卒業後の進路について最後に短い期間でしだが社会人として学んだことについて話し、皆さんのご意見またはご質問を受けたいと思います。
2.米山奨学生時代
1998年4月に日本に参りました。ポケットの中には現金7万円…。それが日本で留学生としてのスタートでした。日本の生活で一番楽しかった日本語学校での2年間、2000年度から大学に入学して4年間勉強させて頂きました。例えば、夏休みなどになるとアルバイトを一週間100時間以上やらなければならない、肉体的には一番きつかった時代でしたが、人には恵まれて励まされながら、また将来の希望を夢見ながらすごした4年間でした。その後、修士課程に入り、日本に参りまして7年目、米山奨学生として皆さんにお目に掛かる事が出来ました。無論、お陰様で無事に修士課程修了することが出来ました。経済的な支援は言うまでもなく日本の文化や世界的な組織であるRCの活動、そしてほんの一部ですが、RC皆さんの姿を背中から拝見させて頂きました。米山奨学生2年間、私の小さな考え方や行動に新たな変化が起こり、物ごとを見た目だけではなくその本性を考えて行こうということを学びました。本当に改めて感謝しております。
3.米山奨学生及び留学生の卒業後の進路
さて、今日皆さんに話させて頂きたいと思うのは、米山奨学生を含む外国人留学生の卒業後の進路についてです。多くの外国人留学生が夢と希望を持って日本で就職活動をしております。仕事の見つけ方として学校の就職課やインターネットを利用した求人そして知り合いからの紹介など様々ですが、私を含めて米山奨学生学友達や留学生の先輩、後輩の場合、インターネットからの求人情報が一番多かったです。毎年就職シーズンになると数え切れないほど様々な就職セミナーが開かれます。最近はグローバル化に伴い大きな企業以外にも日本の中小企業や日本に支社を持つ外国企業または外国人として日本で企業を起こすものも急速に増えています。例えば、私の周りの若者や先輩たちも珍しくありません。業界によって多少違いはありますが、特にインターネットの普及により、外国人にとって仕事を見つけることは以前よりは非常に優しくなったことは確かに違いありません。例えば、私のような物にまでもある転職会社から行きなり電話がかかってきて転職を誘われました。去年職場の先輩にも同じことがありました。一体個人情報管理はどうなっているのだろうと思わされました。一方、これと共に微妙な現象も起こりつつあります。転職者が増えている事です。
何日か前にラジオでも流れましたが、要約するとインターネットの普及により若者にとって仕事は見つかりやすくなり、社会人としての辛抱する、忍耐する能力が足りなくなったということでした。これは外国人留学生にも当てはまることで、また私にも当てはまる事です。確かに若者の認識は代わり転職者が増えている事です。
去年埼玉県建設業業界の場合、入社し3年未満で50%以上が職場を変えるデータがあります。無論、建設業界の場合は男の子が多く、少しきつい仕事であることはありますが、関係がないともいえないと思います。
4.社会で学んだ事
このような現状の中で私も去年の4月ある建設会社に入り、いわゆる現場管理する施工技術者として働く事になり、遊議場(パチンコ)、特別養護老人ホームの2件を最初の地縄から竣工まで学びました。地縄から竣工まで施工の面だけ一つの現場当たり約1500人を超える人々が汗を流して一つの物件が完成されます。恐らく設計や営業の人まで含めるとさらに増えるでしょう。
その中で新入社員としてまた外国人として学んだことは、組織というものはルール、伝統が非常に大事であり、それによって組織が成り立つことでした。無論、私が言葉だけでは理解できない日本の文化もありました。例えば小学校から大学まで、100年歴史を持つRC、軍隊など様々な組織がその伝統やルールによって支えられていく事です。企業と企業社風にあたるのでしょうか。
もう一つは、その伝統を守るまた継続発展させていくのが企業理念であるということです。企業の羅針盤みたいなものだと思います。正しい企業理念の中で伝統が継続発展させられたとき、組織は言葉では言えない100%以上の結束力を発揮できることを感じ取りました。日本の若者を含め外国人の若者は、企業を動かすのは人であり人を大事に、そして育成させていく社長や職場の先輩の背中をみて仕事でのスキルとはまた違うエネルギーをもらうと思います。そのエネルギーをもらって若さを燃やす場所を提供できる企業こそ日本と世界において社会的責任を果たしている若者が集まる企業だと思います。
まだ、日本社会に入ったばかりのつまらないものの話でしたが、越谷北RCの皆様、弊社の社長である若海社長に改めて厚く御礼申しあげます。

社会奉仕委員長
若海 兵馬
たまたま、縁あって安君が私共の小企業にお手伝いいただけたと言うことで、このような機会を作っていただきました米山奨学委員会の皆様には、心から感謝申し上げます。
そして、皆様のご好意である、米山奨学金制度の援助を受けた、安君をいただきまして、会員の皆様には厚く御礼申し上げます。
安君は日本工業大学を卒業後、ある、立派な企業に就職され、その前途を嘱望されていた訳ですが、多分、日本との文化、環境の違い、あるいは、安君の将来に対する意志の違いからか、そこを退職され、私共の会社を応援してくれることになりました。
その際、何人かのロータリアンの先輩諸氏に、この是非を相談いたしましたところ、曲がりなりにも賛成をして頂き、結果として私共のところに、諸手を上げて招請をいたしました。
安君の専門分野からして、耐震工学は日本では、スーパーゼネコンで研究されてはおりますが、まだ一般化されるまでには、少し時間が必要とおもわれます。われわれの規模の企業では、資本力、技術力、人材力から、どうしても小規模な鋼構造建築物に集中してしまい、住宅建築に力を注がざるを得ないのが現状であります。この小さな企業がどのように米山奨学制度を理解し、どのように社会に還元していくべきなのか、悩み続けたあげくの決断でした。
私共の会社は建設業の許可分類の中で、一般建設業としては、全国順位は上位の半ば、でありますが、大工工事業としては、前々年度は全国50位以内でしたが、前年度は少し順位を落としてしまい、これを回復する人材として、頑張ってもらうことが第一目標であります。
建設業は人材育成に時間を費やす業種の一つでありますが、安君の立派な人間性と、卓越した能力で、一日も早く、その専門性を克服してもらい、日本の建築知識と韓国の建築知識の融和、統合を目指して努力をしてもらいたいと、期待をしております。
もとより、建築施工部門における、日本と韓国の歴史的、文化的、経済的な違い、地形、地質的な違い、地震発生率等の自然環境の違い、建築基準法のような国家対策上の違い等々、考慮しなければならない点は枚挙にいとまがありませんが、安君が建築士として、成長の暁には、日本の建築業界で推進し、施工をして、ようやく日本の主流としての流れを確保しつつある、2×4住宅を、韓国の住宅市場に展開してもらい、安君の建築技術が韓国の住宅建築分野に、少しでも貢献できれば、これこそ、米山の精神に合致するものと、大いに期待をしております。
この先、安君におかれましては、難問、奇問に突き当たる事が多々あろうかと思いますが、どうぞ、安君の米山世話クラブとして、皆様の御指導、御鞭撻を心から御願い申し上げます。
米山奨学委員会からのお願い

米山奨学委員会 木村 二夫 委員
米山委員会からのお願いでございます。今、お話がありましたように皆様から毎年ご寄付頂いております米山資金が、安君のような学生を援護し、そして立派な社会人として送り出しているというのが、皆様にもお分かり頂いた事と思います。本日より寄付を受け付けておりますので宜しくお願いします。
炉辺会合

10月10日午後6時15分から越谷コミニュティセンター会議室で「CLP」をテーマに炉辺会合が行われました。
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安君お久しぶりです。お元気そうですね。
夫人部の皆様ようこそおいで下さいました。
小林操さんご子息のご結婚おめでとうございます。
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黒田 幸英
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安さん卓話宜しくお願いします。夫人部の皆様ご苦労
様です。 |
野 眞孝 |
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宜しくお願いします。 |
黒田 てる子、一柳 経子、小林 桂子 |
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10月は米山月間です。宜しくご協力お願いします。 |
小林 政一、木村 二夫、松井 昭夫
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本日の卓話をして下さる、安君ありがとうございます。
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山口 秀行 |
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安君ようこそ、お久しぶりです。 卓話よろしく
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安井 晃、
松崎 義一、
松井 昭夫 |
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ハワイ島の当クラブの記念植樹の成長を確認して来まし
た。本日早退します。 |
太田 靖彦 |
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明日、早朝に所用があり今夜の炉辺会合に出席出来ま
せんので宜しく。 |
石井 知章 |
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安君がお世話になります。宜しくお願い致します。
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若海 兵馬 |
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世界平和の為に |
小山 哲央 |
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前回欠席しました。 |
中村 義雄、上床 和秀 |
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前回、前々回欠席しました。 |
吉澤 晴雄 |
出席報告
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会員数 |
48 |
出席免除者 |
5 |
出席率算出対象者数 |
43 |
出席 |
35 |
欠席 |
10 |
出席率 |
81.4% |
前回メークアップ |
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前回修正出席率 |
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出席報告
会員数 48 名
出席免除者 5 名
出席率算出対象者数 43 名
出席 35 名
欠席 10 名
出席率 81.4 %
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